医療費問題

16日の新聞記事から

女性議員問題が連日報道される中、こうやって大事な事案が変更されていくんだろうなーと思う今日このごろ。高齢者医療保険料の減額がなくなりそうです。


医療費は、パンパンに膨れ上がっているので、どこかで根本的な方向転換が必要だと思うんですが、場当たり的に負担を増やせばっていうことでもないと思うんですが。参考記事を載せておきます。

医療現場にいた頃、飲みきれない薬を平気で焼いて捨ててる年寄りをたくさん見てきたので、医療費は安いから使えばいいってもんじゃないとよく怒っていました。自分の健康を作れるのは薬でなくて、自分の生活という意識を持たないといけないと思うんですがね。

医療費を全く使わなかった人に、報奨金をあげたら、、、きっと健全に必要な分だけ医療を使えるんじゃないかと思ってきました。本当に必要な時に使えなくなってしまっては困りますから。


以下新聞記事より

後期医療 75歳以上の特例廃止 厚労省案、28年度から段階的に



 厚生労働省は15日の社会保障審議会(厚労相の諮問機関)の医療保険部会で、75歳以上が加入する後期高齢者医療制度に関し、低所得者らの保険料を最大9割軽減している特例措置を平成28年度から段階的に廃止する案を示した。

 厚労省は特例措置の廃止で年810億円の国費投入を削減できると見込んでおり来年の通常国会に提出予定の医療保険制度改革関連法案に盛り込む方針だ。特例廃止の対象は約865万人に上る。後期高齢者医療制度の保険料は所得に応じて支払う「所得割」と、加入者全員が負担する「均等割」で構成。均等割では9割軽減(年金収入が年80万以下)、8・5割軽減(年金収入が年80万超から168万以下)の特例があり、これを本来の7割軽減に戻す。廃止されれば、年80万以下の年金収入世帯の場合、保険料は月370円から約3倍の月1120円となる。会社員だった人の妻らが同制度に加入した場合の特例措置も見直す。

 また、厚労省は現役世代でも月収約120万円を超える高所得者の会社員の健康保険料の引き上げ案も提示した。