スイスフランのびっくり

先日のスイスフランの激動にビックリ。市場は、大混乱でしたね!

簡単に言うと、スイスフランが上がり過ぎないよう、1ユーロ=1.2スイスフランに固定、スイス国立銀行が無制限の為替介入をしていたんですが、突然政府がやめることを発表したのです。


これを受けてスイスフランは
およそ20分の間に、40%も上昇。

市場は、超ビックリです。

今月12日には、スイス中銀のダンティーヌ副総裁が、政策に変更なしとの認識を示した矢先のことで、市場はハシゴを外された格好です。

さらに、スイス国立銀行は、スイスフラン買いを抑制するため、先月18日に中銀預金金利を-0.25%としていましたが、今回の発表と同時に-0.75%に引き下げ、マイナス金利を拡大させました。
マイナス金利なので、預けると金利取られる、おかしな状態です。

スイスフランがマイナス金利でユーロとフランは実質固定レート、だからフランを売ってユーロ買っておけば安定して金利差が入る、しかもレバレッジつけて数十倍〜数百倍で…
そういう人は、痛すぎる一夜になった訳です。