ロシアルーブル暴落で買われているもの

原油価格の下落が止まらず、ロシアルーブルもこれに引きずられるように、連日、下落を続けています。これは、度々報道されているので皆さん周知の事実かと思います。

アメリカ大陸から出た巨大な化石燃料シェールガス、オイル。このためにOPECも原油の減産をしなくなりました。高く売れるうちに売りたいってことでしょうか。
ルーブル下落でモスクワ市民は、「外貨で考えると、給料の価値が半分になったから、もうiPhoneすら買えないよ」と話し、
こうした輸入品の価格急上昇を恐れ、ロシア国内では、各地で輸入品の駆け込み消費が発生。価値が安定している高級車や貴金属に現金を換える動きもあるそうです。
中でも面白いなぁと思ったのが、日本車の販売店が賑わうという記事。
日本製の高級車を購入した人は、「以前から検討していたが、ドルとルーブルの為替のレートの動きが不透明なので、購入を決めた」と。
日本に置き換えて考えると、今や必需品の化石燃料のみならず食料も

海外に頼っているのに、円安が進行中。

1ドル80円だったものが120円ですから、外貨で考えたら給料の価値はロシアに負けず50%減。原油の価格が下がったことは幸いでしたが、この先も続く金融緩和を考えると恐ろしいです。