震災を思う

3.11あの日、私は海外におり帰国のために現地空港に着いて震災を知りました。

お台場が燃えている映像に、ショックを覚え、先の帰国便で日本に飛んだスタッフの身を案じました。

関空から帰国だったため、新幹線は動かない、ローカル線もぐちゃぐちゃ、

ホテルも取れず、大混乱の新大阪で立ち往生し、名古屋のスタッフになんとか場末の民宿を手配してもらい、たどり着いてテレビを見て、息が止まりました。

本当に悲しい出来事でした。

あれから、もう随分月日が経ったんですね。

あのあと、世界のどこに行っても日本人と見ると、みんな心配して声をかけてくれました。その一方で、世界中が放射能汚染を深刻に捉えていましたね。

成田からの発着便なのに、キャビンアテンダントなどは東京に降りないんです。

だから、成田発海外への直行便に乗ってるのに、一旦関空とかに飛んで乗務員おろして、次に乗る乗務員を乗せるということを、海外の航空会社はみんなやってました。だから飛行機は平気で3時間4時間遅れ...

色々なことを考えさせられる出来事でもありましたね。

しかし、何にもできないからもどかしかった。ちょっと寄付をしたくらいではなんともならないと思いつつ、そんなことしかできなかった。

あとは、何を書いて良いかわからないですが、

自分も生きているだけで奇跡なんだと、思い出す一日です。